回遊率視点での考察

最終更新日 : 2011-03-03 23:56:20

回遊率UPのための基礎情報

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回遊率とは


1ユーザが複数のページを巡回しているかの指数である

基礎

回遊率とスコープ


回遊率を評価する前にからなず必要なこととして、どのスコープが対象として話しているのか、考える必要があるのかを頭に入れておくことである
インターネット全域スコープ
インターネット全体をスコープと考えることもでき、つまりはインターネット利用者等が増えているかの指数として利用することができる
言語スコープ
例えば日本語ないだけの回遊。例えば技術書類等が英語でしか提供されていない場合、回遊率が下がってしまいますね
グループスコープ
複数のサイトを運用している場合、そのグループ内での回遊率を把握しておく必要がある。
サイトスコープ
一般的に回遊率というとサイトをスコープにしていうことが多い
コンテンツスコープ
ある特定のコンテンツにしぼったスコープ

回遊率が下がる要因の理解


回遊率を下げる要因 = 定義されたスコープからの離脱であり、3パターンしかない。
ブラウザー又は窓を閉じる
HTML内のボタンではなく、ブラウザ上にある閉じ等のボタンを押すと離脱してしまいます*1
サイト上の外部スコープへのリンクを押した際
外部スコープへ移動した際には離脱である
ブラウザーの戻るボタンを押す
次に進まず戻ってしまう*2

サイト運用者のかならず押さえなければならない5つのポイント

スコープを定義し数値を常に把握する


回遊率とはスコープ毎に異なるので、各スコープ毎に数値を把握する必要がある。

どのページにおいても次に移動させたいページをすぐに言えるようにする


担当コンテンツのどのページにおいても、どこのページに遷移させたいかを優先順位をつねに考え、すぐに言えなければならない。次にどこに遷移させたいかによりUIや、仕様が決定していく。

ページ単位毎の離脱ページ率の把握


HTMLコンテンツ内の離脱は、サイト運用者によってコントロールされている。対象のページに外部へ遷移するリンクしか存在しない場合、離脱するユーザが多いのは当たり前だということになる。また、スコープからの離脱には3パターンあると紹介したが、どのパターンで離脱しているのかを把握するとなおよい。

ページにきてるいるアクターの把握と遷移戦略


対象のページにどういったアクター*3が存在するか定義し、各アクター毎にどういった行動をとり、次のページに遷移するか考慮する。つまり、「どのページにおいても次に移動させたいページをすぐに言えるようにする」というのがサイト運用者視点なのに対して、利用者視点で考えるということである。

ページ遷移するリンクの位置に戦略性を持たせる


移動させたい先だけを考慮するのではなく、どこにそのリンクを配備するのが効果的なのかをサイト運用者側の都合、サイト利用者側の都合を考慮し配備しなければならない。

チップ

外部スコープのページを紹介しつつ離脱させない方法


別ウインドウ又は、IFrameで読み込めば離脱を防ぐことができる。

チェックシート


レベル5
すべてのリンク先、配備位置を戦略的に配備しコントロールできており、また機能追加/時勢の変化等の際にも迅速に最適化対応できている。
レベル4
遷移できるリンクすべてが、運用者側、アクター毎側視点にたち適切な位置に配備されている
レベル3
どのページに遷移させたいかをページ毎に把握しているが、アクターの把握等は行われていない
レベル2
スコープを把握し、スコープ毎に回遊率を出すことができている
レベル1
スコープの把握はできていないが回遊率という数値はだしている
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